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2004.08.07

詩の作り方

黒田三郎の『詩の作り方』を読んだ.
5月頃から読み始めたのだが何故か途中で読み進めることができなり
今月に入って,ようやく読み継ぐことができるようになった.

 何度でも
 打ち上げよう
 美しい
 願いごとのように

詩集『もっと高く』に収録された「紙風船」の一節.
黒田というと,この詩句を思い浮かべる人も多いだろう.
フォークグループの赤い鳥が歌っていたからだ.
このような詩を書く黒田にとって詩を書くとはどういうことか.
俺はそれが知りたかった.知る必要があると思った.

 ここにひとつの「渇いた心」があると告白するほかに、
 言うべき言葉を知らぬ

『詩の作り方』に引用されていた黒田自身の言葉.
詩集『渇いた心』のあとがきに記されたものだ.
詩集に収められた作品が詩と呼べるかどうか
自らの問いかけに対する答えが「渇いた心」だという.

自分の心の渇きに目を向けること.
詩を作るには,先ず,ここから始めるほかないのかもしれない.

ちなみに『詩の作り方』はこちらから購入できます.
現代詩文庫の『黒田三郎詩集』もいかがでしょう?

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