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2004.10.13

タネ明かし

今日はタネ明かしをしてみたい.現代詩フォーラム今読んでいる本の13ページ7行目を書き写すスレに投稿した詩句の正体をお眼に掛けようという寸法だ.

葡萄酒のしずけさで

まず9/26の投稿.これは茨木のり子の詩「ひそかに」の一節だ.はるか古代から人は詩を書いてきた.いま自分が書こうとしている詩句も実は「使いふるしたリフレイン」かもしれない.それでも「葡萄酒のしずけさで」言葉を紡ぐ.そうせずにはいられない.そんな詩だ.底本は現代詩文庫版の『茨木のり子詩集』.
透明なふたつの人影がキスしている

9/30に投稿したこちらのフレーズは谷川俊太郎の最新作(?)「廃屋」から.『現代詩手帖』10月号に掲載されたこの作品は「廃屋1」から「同3」までの3つパートに分かれている.「廃屋1」は廃屋でひそかに営まれる男女の情交の様子を描く.「廃屋2」には床板の下に隠された日記が登場.そして詩句を引いた「廃屋3」.廃屋に暮らした人々の過去、現在、未来に詩人は思いを馳せる.

ちなみに『茨木のり子詩集』(現代詩文庫.思潮社)はこちらから購入できます.便利で安全,アマゾンです.

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