« 「星々」に出会った夜 | トップページ | 恒例(?)タネあかし、13ページの7行目 »

2004.12.04

金曜日のすごい人たち

昨日は3人もすごい人に出会った。

まずは昼下がりの山手線の中。2歳くらいの女の子が若い母親のひざに抱かれている。「えーん、えーん」と女の子。「泣きまねしてるのは誰かなぁ」と母。「ミキちゃん!」(仮称)と女の子が元気に小さな手を上げる。

この遊びがよほど気に入ったのか、女の子は何度も何度も繰り返す。その内にバリエーションが出てきて

えーん、えーん、にゃーにゃー。
泣きまねしてるのはネコちゃん?
あたりー。

もーもーウシさん、けろけろカエルさん、ぴょんぴょんウサギさん、おっと、さかなさんまで泣きまねをする。

えーん、えーん…………。
今度はだーれ?
よーん!

女の子は親指を曲げた手を勢いよく突き上げる。おどろいた。数字の4の泣きまね。なんという発想だろう。

続いては会社帰りの西武線。疲れた身体を座席に押しこみ文庫本を読んでいたらパラリと栞が落ちてしまった。立ち上がって拾うにも前に立っている人の迷惑になる。もともと本についていた、どうということもない栞だし、とあきらめることにした。

ふと気づくと「次は所沢」のアナウンス。どうやら、すっかり眠っていたようだ。本をかばんにしまい立ち上がろうとすると、前に立っていた20歳くらいの青年が栞を差し出す。その絶妙なタイミング、押しつけがましさのない自然な振舞い、さわやかな笑顔。まいった。その歳でそのような気遣いができるとは、なんというできた男だ。

最後は誰もが知っている倉本総さんがすごい。就寝前のメールチェックがてらfaceさんのブログ『な~んちゃって通信』を覗いてみたら倉本さんは「ただものではない」との記事。どんな風にただものでないかは是非そちらでお確かめを。

それにしてもこういうすごい人たちに出会うと自分はまだまだだと思い知らされる。負けたとか、自分はダメだとか、そういう苦い感じではなく、さわやかな心地がする。

|

« 「星々」に出会った夜 | トップページ | 恒例(?)タネあかし、13ページの7行目 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/30439/2152820

この記事へのトラックバック一覧です: 金曜日のすごい人たち:

» フィエスタ [な〜んちゃって通信]
ジャック・プレヴェールといえば先にも書いたが、『私は私よ』という曲の方がなじみ [続きを読む]

受信: 2004.12.11 20:18

« 「星々」に出会った夜 | トップページ | 恒例(?)タネあかし、13ページの7行目 »