« アルバム始めました | トップページ | 深夜のシンビジウム »

2005.01.09

初リクエストは安東次男

『ブログでつくる詩人名鑑』に初リクエストを頂いた。

はじめまして。きたのつづみと申します。突然ですが、ぜひ、安東次男氏をのせていただけるとうれしいです。よろしくお願いします。(最近、はまりました)(「初めまして。リクエスト、よろしいでしょうか?」より)

きたのつづみさんといえば、以前、このブログで作品「夜」を紹介させて頂いたことがある。

きたのつづみ「夜」
こちらは逆に静かにしみじみと良いです.
すーっと力が抜けてゆく感じ.(「現代詩フォーラムより」から)

早速、『現代詩フォーラム』きたのさんのページを見てみると今も精力的に創作活動を続けられている。また先月からブログ『ゆらら~言葉の居場所』も始められたそうだ。

で、安東次男、だぞ。正直言って余り読んだことのない詩人だ。ボクが知っているのは「六月のみどりの夜は」くらい。

今日また
一人の同士が殺された、
蔽うものもない死者には
六月の夜の
みどりの被布をかぶせよう、

「(一九四九・五・三〇事件の記念に)」との添え書きがある。公安条例反対デモの参加者が警官隊との衝突で死んだ事件のことだ。しかし、この詩には政治的プロパガンダの色合いは一切ない。むしろ重く気だるいメランコリーと読み手の神経にじかに触れてくるような生々しく繊細な感覚が、若い頃の萩原朔太郎を思わせ、印象的だ。

安東次男、これを機に少し意識して読んでみようかと思う。

追伸 きたのさん、リクエスト有難うございました。安東次男、掲載しました。これからも『ブログでつくる詩人名鑑』をご愛顧下さい。

|

« アルバム始めました | トップページ | 深夜のシンビジウム »

コメント

こんにちは。早速リクエストに応えていただけてとてもうれしいです。詩人名鑑のほうにもコメント入れておきますね。
現代詩って、難しくて分からなくて勉強が苦手というコンプレックスを思い切り刺激されるから、できればあまり近寄りたくないなあとずっと思い込んでいました。が、なぜか詩らしき文章をもう若くないのに(!)書き始め、少しは勉強しなければと『現代詩の鑑賞101』(大岡信・編 新書館)を手に取ったところ、すっかりその魅力の虜になってしまったのが去年のことです。
現代詩を読んでみようと思っても、いったい誰のものから読んだらいいのか悩むくらい詩の数、詩人の人数が多いですね。こちらの詩人名鑑とそのコメントを参考にしつつ、好きな詩、詩人を増やしていきたいなあと思っています。今後ともよろしくお願いします。

投稿: きたのつづみ | 2005.01.10 15:25

きたのさん、コメント有難うございました。

食わずきらいのかたには思いがけないほど現代詩は多様で、読んでみれば、きっと、自分にフィットする作品や詩人に出会えるはず、と思っています。だから1人でも多くのかたに、まずは一口かじってみてもらいたくて、詩人名鑑を始めました。25年も詩を楽しんできたのですから、そろそろ詩への恩返しもしたいですしね。

では、また。達者でな~。

投稿: ならぢゅん(きたのさんへ) | 2005.01.13 19:16

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/30439/2515514

この記事へのトラックバック一覧です: 初リクエストは安東次男:

« アルバム始めました | トップページ | 深夜のシンビジウム »