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2005.01.12

深夜のシンビジウム

shinyashinbi

深夜のシンビジウムは
甘やかなワインの香り
苦味も渋みもはらんで
一人の部屋に広がってゆく
桃色の夜明けまで

追伸 ちょっと図に乗りすぎたかな……

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コメント

こんばんは~。
トラックバックどうもありがとうございます。
この写真もまた、全体の色のトーンがパープル系で雰囲気ありますね。シンビジウムという花なんですね。存在感あります。
それから『シュプレヒコール』の詩。あれから何回か読んでみました。間違って読むと恥ずかしいので…。それで少しわかったような気になりました。生活の歌とも言えばよいんでしょうか。癒される場所や人がいらっしゃるんですね。女の白い耳許とは身近なその人なのですね。いいな~。そんな人に毎日癒されて。間違ってたらごめんなさい。

投稿: face | 2005.01.14 15:26

faceさん、いらっしゃいませ。コメント、有難うございました。シンビジウムは洋ランにしては育てやすいので、ボクのようなズボラでも枯らさずにいられます。花の少ない冬に長く咲くので重宝です。

「冬のシュプレヒコール」は確かに生活の歌ですね。声高に叫んでも世界は変わらない。それより自分の生活を大切にしよう。そういう想いに駆られて書きました。それは、徒労感からの回復、癒しを求める気持ちでもありましたし、足元からしか世界は変わらないという考えでもありました。しかし、個人的な生活に沈潜することへの後ろめたさも感じていて、そういった苦味も加えてみたつもりです。

極私的でありながら、そのことによって他者に開かれている、通じている。ボクは詩はそのようなものだと思っています。だから詩は、本来、多義的なもので、一つの作品にも色々な読まれ方があっていいんだと。そこに詩の奥深さがあるように思われるのです。

ところで「女の白い耳許」。だいぶトウが立ってきちゃいました。もちろん、お互いさまなもんで囁きかけるほうも間遠になって……。がんばろ~っと。

投稿: ならぢゅん(faceさんへ) | 2005.01.15 07:44

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