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2005.04.20

今日もタネあかし

今日もタネあかし。今回の「13ページの7行目」はこの一行である。

つの生の全体像が見えてくる。これは石田さ

『現代詩手帖』4月号。特集「新鋭詩集2005」の冒頭を飾る対談「存在の境界に立つものたち―新しい詩人をめぐって」(石田瑞穂、杉本真維子、田野倉康一)から、三人の中では先輩格である田野倉のひと言。ライフ・デザインとしての詩という石田の発言に対し、田野倉は、杉本の批評は詩の「ひとつの生の全体像」に寄り添っていて石田の「ライフ・デザイン」という見方にも通じると受けてみせた。個性の異なる石田と杉本、この二人の議論がうまく噛みあうよう、細心の注意を払ったものだろう。こういう人を座もちがするというのであろうか。

新進気鋭の詩人15名、批評家3名の競演を収めた本特集は、さすがに読み応えがあった。さらに三角みづ紀の中也賞受賞第一作「ムウンストラック小詩集」も収録されており、豪華絢爛、現代詩の春を感じさせる一冊である。

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