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2005.10.17

宙ぶらりん

10月17日。メールマガジン『C-Direct-2U (いつも心に詩のひとしずく)』に近作「ムウンストラック」が掲載された(2005年10月17日号)。

この作品の主要なモチーフは自分が暮らしているこの世界への違和感にある。身のおきどころなく、中途半端に宙吊りにされたような、居心地の悪い感じだ。座り損ねた椅子、いくら眼を泳がせてみても頭に入ってこない活字、いわれのない怯えを突きつけてくる視線、吊り下げられたまま冷たくなってゆく月、そして、哀切なようでいて、どこかおどけたような、作りもののような感じのする三角みづ紀の詩……。

編集担当の(裕)氏のコメントを読んで、ボクは、この宙ぶらりんの居心地の悪さが、実は自分がおかれている中年というライフステージによるものでもあることに気づかされた。(裕)氏のコメントは、ボクが思ってもみなかったような視座を与えてくれることがしばしばある。それは自分の作品を違った視点から捉えなおす機会となる。ボクがCD2Uに投稿を続けている理由はここにあるのだ。

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