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2006.07.06

楽都はふたたび歌う

7月1日。NHK教育テレビの番組『楽都はふたたび歌う』(ETV特集)を見る。ハリケーン「カトリーナ」の猛威にさらされたニューオーリンズ。なかでも未だ復興の進まぬ貧困地区・Lower 9th Wardで、音楽を支えに再起を図るミュージシャンたちの姿に感動を覚えた。「初めの炎」を保ち続けることの力を見せつけられた思いだ。

ニューオーリンズのミュージシャンたちの多くはアフリカ系住民である。彼らは、奴隷としてこの地に渡ってきた祖先の各部族の文化と先住民であるネイティヴアメリカンの文化とをミックスした、独特の文化を築き守り伝えてきた。ニューオーリンズのミュージシャンたちのユニークな音楽性も、こうした文化を背景に発展したものだという。

そうした音楽にひかれてニューオーリンズに移り住んだ日本人ブルースギタリスト・山岸潤史の姿も紹介されていた。音楽少年だった高校時代、ボクは彼のアブレッシブなプレイに感動させられた。山岸もまたニューオーリンズでハリケーンの被害を受けたが、被災の後もこの街で地元のミュージシャンたちと演奏を続けている。ここにも「初めの炎」の力が現れているように思われた。音楽への想いという「初めの炎」の交歓が山岸と地元ミュージシャンたちを固く繋いでいるように思われたのだ。

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