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2006.08.28

詩集『幸福』を読む

8月25日。井川博年の詩集『幸福』を読む。現代詩手帖に連載されていた『詩「のようなもの」』の各作品を中心に2001年以降に発表された25編が収録されている。「あとがき」に「ここ五年間の生活記録」と記されている通り回想を織り交ぜた身辺雑記といった趣きだ。それでも興味深く読むことが出来たのは、家族や師、友人への暖かな思いや老いの心境が率直に述べられているからか。あるいは、敢えて技巧を廃した散文形式を採用することで却って普遍性を獲得する、ある種、極限的な技巧によるものだろうか。なんとも不思議な詩集である。

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