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2006.12.08

106,398歩、ソウルの旅(9)

5月3日。刺繍博物館を出たボクらは強面男たちに目もくれず、もと来た大通りへと急いだ。5分ほどで大きな交差点。ここを左折すると街の雰囲気が微妙に違う。どことなくあかぬけた感じ、ほどよく趣味よく高級感を漂わせているのだ。狎鴎亭という街らしい。東京なら赤坂や青山にあたる流行発信地だそうだ。ゆっくり散策するにはもってこいの街並みだが、今は先を急がなくてはならない。本日のメインイベントの予約の時間が迫っている。

大通りを左に切れ路地に入る。間に合った。ここがお目当てのパークBOF、ヨン様ファンの聖地である。ペ・ヨンジュンの所属事務所BOFの旧社屋を改装した言わばぺ・ヨンジュン記念館だ。ドラマ『冬のソナタ』をきっかけに韓国好きとなった妻にとっては、ソウルに来た以上、必ず訪問しなくてはならない場所。いや、この旅の最大の目的の1つと言ってもいいだろう。

門の周りには明らかに日本人と思わしき観光客が数名、デジタルカメラで記念写真を撮っている。どうやら予約せずに来たために入館できなかったらしい。ボクらが門をくぐりぬける様子を羨ましげに見送っている。さて、その門の内側は思いのほか狭く、小さな庭と左手に2階建ての建物があるだけだ。建物もさほど大きくはない。ちょっとした郊外のカジュアル・レストランといった趣きである。

妻は庭に置かれた四輪駆動車を見つけると急いで駆け寄った。そばにあった標識を見ると映画『四月の雪』の撮影に使用された車だという。カメラを取り出し妻と車とのツーショットをフィルムに納める。この旅には普段使っているデジタルカメラに加えて銀塩一眼レフを持ってきた。大切な写真はやっぱりフィルムで撮りたいから……妻の強いこだわりである。

入り口で受付を済ませ館内に消えてゆく妻を見送り、ボクと息子は二人、パークBOFを後にした。ガイドブックで近くにスターバックスがあることを確認、ボクらはそこで1時間ほど休憩を取り、その後、再びここで妻と落ち合うことにしたのだ。韓国語がまるっきり分からないボクらだけでも、スターバックスならなんとかなるだろう。そう思ってのことである。だが、しかし、もしもスターバックスがなくなってしまっていたら……、まぁ、そのときはそのとき、散歩でもしていれば1時間くらいすぐに過ぎてしまうだろう。いつの間にやらボクの心配性も影が薄れ、韓国的なケンチャナヨ(大丈夫、なんとかなるの意)精神が芽生えてきたようだ。

続きはいずれまた……。

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