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2007.01.15

ひとつ池に(四行詩日記・1月3日)

マガモ、カルガモ、オナガガモ
ひとつ池に暮らしていても
仲良さそうもなく、悪そうもなく
ただ一つの池に一緒に暮らしている


子供が小さな頃には毎週のように通っていた航空公園ですが、近ごろは年に数回、それも妻と二人で散歩することが多くなりました。1月3日も受験生の息子は塾通い、冬木立の様子でも見に行こうかと二人で出かけました。ぐるりと一周歩いて池のほとりに立つと鴨がたくさん羽を休めていました。その様子を見ていると、なんとなくほほ笑ましく、心が落ち着いて、時のたつのも忘れてしまいます。

マガモにカルガモにオナガガモ、一緒に暮らす彼らはお互いにどんな存在として認識し合っているのだろう、ふと、そんなふうに思いました。アメリカ人がいて、日本人がいて、それと同じじゃない、と妻は言いましたが、それにしては鴨のほうがはるかに淡々としているように感じられます。子供が菓子を投げ入れれば鴨も我先にとエサにありつこうとしますが、菓子が尽きてしまえば、それっきり。争うでもなく、かといって友愛のようなものも感じられません。欲に加えて主義主張やら愛憎やらを持ち込む人間とは大違い。

もっとも、そんなつまらない話をしても気づまりなだけので、ボクらはただじっと鴨の様子をみつめていました。これも、オシドリさながら、長年、ひとつ家に暮らしゆくための心得といったところでしょうか。

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