« 曲がり角に棲んで(四行詩日記・3月21日) | トップページ | 春暁夢譚二篇(四行詩日記・3月20日) »

2007.03.30

四行すら(四行詩日記・3月30日)

日に日に膨らんでゆく花芽の速さに
四行すらもどかしく
満幹万樹おおいつくす夜桜を仰ぎ
声なく、ただ笑いがこみ上げるばかり



日記のように、毎日、四行詩を……、と意気込んだものの、慌しい日々にすっかり三日坊主。日々、濃くなってゆく春色を前に一言の詩句もひとひらの詩想もモノにできぬまま、いたずらに時は過ぎてゆく。見上げれば桜はすっかり満開だ。極楽を思わす景色に声を失う。ふと笑いがこみ上げてくる。そうか、この笑いか、これが詩か。そんな気がしてくる。後にはただ口元に爽やかな微笑が残るばかりだ。

|

« 曲がり角に棲んで(四行詩日記・3月21日) | トップページ | 春暁夢譚二篇(四行詩日記・3月20日) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/30439/14359125

この記事へのトラックバック一覧です: 四行すら(四行詩日記・3月30日) :

« 曲がり角に棲んで(四行詩日記・3月21日) | トップページ | 春暁夢譚二篇(四行詩日記・3月20日) »