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2007.04.05

春暁夢譚二篇(四行詩日記・3月20日)

   その一

「水をやろう。俺の持ちものはこの水ばかりだ」
「せっかくだが水なら俺も持っている。そうだ、俺の水をやろう」
そこは清らかな泉のほとり、水だけは豊富だが水しかないのだ
そんな夢を見た。どこかほのぼのとした、しかし確かに悪夢だった

   その二

大切な約束があるのに電車がこない、いくら待っても
いくら待っても――いやそもそも時間が一向に進んでいない
ほっと胸をなでおろすものの安堵してもいいものかどうか
やれやれ、これも悪夢か。いつまでも続く執行猶予のとき

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