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2007.12.04

『志ん朝の落語(5)』を読む

11月30日。『志ん朝の落語(5)―浮きつ沈みつ』(京須偕充・編、ちくま文庫)を読む。「火焔太鼓」や「へっつい幽霊」、「船徳」など、銭金や商売に関わる噺12作が収録されている。なかでもボクのお気に入りは「黄金餅」と「芝浜」。「黄金餅」は欲の皮の突っ張った男たちの姿を描き黒い笑いが堪能できる。「芝浜」は酒で身を持ち崩した男が妻のおかげで再起する人情話で、落ちが単に落ちであるだけでなく、男の心境を如実に表していてシミジミと良い。

「芝浜」はフジテレビのポッドキャスト『お台場寄席』で、志ん朝の師であり父である志ん生が演じたものを聴くことができる。また同じポッドキャストで配信されている立川談笑による改作「シャブ浜」も一聴の価値ありだ。

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