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2007.12.26

映画『手紙』を観る

12月23日。TBSテレビで放映された映画『手紙』を観る。強盗殺人犯の弟としていわれのない差別に苦しむ青年の姿を描き出色の出来であった。敢えて難を言えば主演・山田孝之の演技がやや一本調子であったように感じられた。重く粘っこい演技は内容にそぐうものであり見ごたえがあったが、そのトーンがやや変化に乏しく時として暑苦しく思われることがあった。漫才シーンとのコントラストが見事だっただけにもうひと工夫が欲しかったが、もっとも、そのひと工夫が却って映画を壊してしまう可能性もあり、ないものねだりに過ぎないのかもしれない。いずれにせよ山田の演技が作品全体のトーンを支配していたように思われた。大した役者だ。

ベテラン、若手を問わず、脇役陣も素晴らしかった。強盗殺人を犯した兄を演じた玉山鉄二も被害者の息子を演じた吹越満もセリフは少ないが存在感があった。殊に山田と吹越の二人芝居による被害者と加害者の家族同士の対面シーンは強い印象を残した。また何かと話題の沢尻エリカも演技には確かなものがあると感じられた。世事に疎いボクは沢尻が非難される理由をよく知らないが、もし、この騒動のために映画界から消えてしまうようなことがあるとしたら、それは随分ともったいないことだと思う。



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普段はトラックバックの少ない当ブログとしてはまったくもって異例のこと。ちょっと名前を挙げただけでこれですから、沢尻エリカ恐るべし、です。はい(汗)。

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