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2008.01.17

『禅的生活』を読む

1月7日。玄侑宗久の『禅的生活』(ちくま新書)を読む。

本書は、作家であると同時に臨済宗の禅僧でもある玄侑が禅の世界観を紹介し、禅の考え方・感じ方を日常生活に生かしてゆく術を説いたものだ。といっても本格的な教学を語るものではなく、犬のナムと猫のタマを登場させたり、脳科学の最近の知見に触れたり、ボクのような余り禅に馴染みのない者にも親しみやすいよう、随所に工夫がこらされている。それでいて著名な禅語がふんだんに盛り込まれているので臨済宗の入門書としても役立ちそうだ。

本書は禅の悟りを語りながら説教じみていないところがよい。玄侑は、既に悟りを開いた先達として上からの目線で語るのではなく、読者の横にそっと肩をならべるようにして語っている。また巻末には禅語の索引が用意されており、原典も示されていて便利そうだ。こうした細やかな心遣いが初学者にとってはありがたい。

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受信: 2008.01.17 13:29

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