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2008.06.11

井上雄彦『バガボンド』28巻を読む

5月25日。井上雄彦の『バガボンド』28巻(吉川英治・原作、講談社)を読む。前巻で吉岡一門との一乗寺下り松の戦いを生き抜いた武蔵はひたすら眠っている。命をやりとりするような戦いに明け暮れた武蔵のひとときの休息。おつうや沢庵、又八、城太郎といった懐かしい顔に囲まれた静寂の時だ。しかし、その静けさの中で物語りは激しく動いている。武蔵を襲う悪夢の数々。そして目覚めたときに突きつけられた残酷な現実。武蔵はこの現実を乗り越え、さらに修羅の道を歩むのか。沢庵の必死の諭しも虚しく……。

本編はもちろんのこと、辻風黄平と佐々木小次郎が出会う巻頭のサイドストーリーも素晴らしい出来栄えである。

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