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2008.06.12

映画『蝉しぐれ』を観る

5月31日。雨。土曜日に雨が降るのはなんと8週連続とのこと。テレビでも見るかと新聞の番組欄をチェックしてみたらテレビ朝日で映画『蝉しぐれ』(日本、2005)を放映するというので観てみることにした。

『蝉しぐれ』は藤沢周平原作の時代劇で、身分社会ゆえの運命に翻弄される下級武士の息子・文四郎と幼なじみの商家の娘・ふくとの秘めた恋を描いたものだ。二人を演じたのは市川染五郎と木村佳乃。市川は先代である父の松本幸四郎を少し崩したような顔立ちで、軽みが感じられるところに個性があると思う。しかし、この映画では、一部のシーンではそういった面が発露されていたものの、全体としては感情を抑えた渋い演技でなかなか好演であった。木村も和服姿がよく似合っていて、しとやかながら芯の強い女の秘めた恋心を美しく演じていた。

近頃のボクはこうした切なくしんみりした日本映画がに惹かれるところがある。藤沢周平ブームと言われる昨今、そのように思うのはどうやらボクだけではなさそうだ。

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