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2009.05.21

つつじ燃ゆ(2)

手元の歳時記でツツジを引いてみたら、こんな句があった。

死ぬものは死にゆく躑躅燃えてをり 臼田亜浪

命あるものは皆いずれは死ぬ運命にある。時々刻々と死に近づきつつあると言ってもいいだろう。だからこそ咲き誇る躑躅のように束の間の生を激しく燃やすのだ。ボクはそんな風に読んだ。

臼田亜浪は小諸出身の俳人で明治12年生まれ。この句は大正15年の作品だから、当時、臼田は47歳。今のボクと同い年だ。そもそも比べるべくもないことは承知のうえだが、臼田に引きかえボクはどうしてこうも脳天気なのだろう。トホホ……。

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