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2009.06.05

団扇の風はどんな風

つい先日「晴天が続く」と書いたばかりだが昨日から再び曇り空に戻ってしまった。その分、気温は低いようだが晴れの日よりも却って蒸し暑い気がする。暑がりなボクにとっては団扇、扇子の類が手放せない季節だ。

胸ぐらに風掻き入るる団扇かな 長谷川櫂

先月刊行された句集『富士』(ふらんす堂)から。なんとも威勢のいい大胆な句だ。心地よい風がこちらにも届いてきそうな気がする。長谷川は元新聞記者。当時は読売に勤めていたそうだ。その縁があってか読売新聞のコラム「四季」を連載中である。
母のゐて団扇の風のかよふ家 竹腰千恵子

例によって手元のポケット歳時記から。団扇というと思い出す句だ。今は余り見られなくなってしまった光景だが、ボクが子どもの頃は花ござで昼寝する子どもを団扇であおぐ母親の姿をしばしば見かけたものだ。便利で快適な暮らしの代わりにボクらは意外なものまで失ってしまったようだ。

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