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2009.06.26

日焼けヒリヒリ(2)

いつものハンディ歳時記から日焼けの句をもう2つ。

レモンかじる日焼少女の男時計 増子たかし

ボーイッシュな少女の健康的な魅力を余すことなく詠みきった一句。デビューしたばかりの頃の内田有紀を思い出す。
ふぐりまで日焼け日焼けて島の子は 清崎敏郎
   ※2度目の「日焼け」は原典ではくの字点

もう1つはこちら。生まれたままの姿で次々と海に飛び込む子どもたちの様子が目に浮かぶ。近頃は小学校の修学旅行で男の子も海水パンツをはき風呂に入ると聞く。それに比べると昔の子どもたちは信じられないくらい大らかだった。ところで「ふぐり」といえば先日、読売新聞の夕刊でこんな句を見かけた(矢野誠一「落語のはなし」読売新聞夕刊2009年6月1日)。
金玉のしわをのばして春を待つ 電鐵庵蝶花樓源之馬樂

一体なんと評したら良いのだろう。とぼけた味わいのおかしさがあって何度よみ返しても笑ってしまう。馬樂は落語家の三代目蝶花樓源之馬樂。鉄道が普及すれば馬が楽になるという洒落で「電鐵庵」と名乗ったそうだ。

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