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2009.11.17

川越散歩その2・喜多院と七五三

妻の発案で始めて参詣した中院だったが庭の木々を始め見どころが多く思いがけず長居してしまった。これではパレードの前に昼食を取る時間がなくなってしまう。名残惜しいがボクらは先を急ぐことにした。

次の目的地は喜多院。いつもなら参道から入るところだが今日は隣接する仙波東照宮の方から回ることにした。喜多院と東照宮は、元々一体だったためか、今でも地続きで往来できるようになっているのだ。東照宮の本殿は非公開で普段は鉄の門で閉ざされている。今日は特別に公開されているらしく石段にはずらりと人が並んでいた。後ろ髪を引かれる思いもあったが行列を脇目に歩を進める。弁天池を擁した葵庭園に続いて鐘撞き堂と裏門を兼ねた独特の建造物が見えてくる。喜多院の鐘楼門だ。ちょうど菊祭りが開催されていて正月ほどではないものの多くの参詣客で賑わっている。菊も見たいところだが本堂に急ぐ。

本堂に近づくにつれ思い思いに着飾った親子づれの姿が目立つようになってきた。そういえば今日は七五三だ。

拾ひたる温き土くれ七五三 山西雅子

『新・増殖する俳句歳時記』から。寺社での儀式や写真館での撮影、ご近所や親戚への挨拶まわり、七五三は子ども本人にとっては退屈で骨の折れる行事なのかもしれない。始めのうちは晴れ着も嬉しいだろうが時間が経てば窮屈なだけだし、千歳飴だって持たせてもらったは良いがなかなか食べさせてもらえない。とうとう、しゃがみ込んでイタズラを始めてしまう。その背中に降りそそぐ小春日の温かさまで伝わってきそうだ。
父らしく母らしくなり七五三 立石はるか

11月1日放映の『NHK俳句』から。選者は西村和子。親子三代が揃う七五三。祖父母にとっては孫の成長ばかりか子の成長を楽しむ時でもある。もっとも孫の成長は楽しいばかりかもしれないが「父らしく母らしく」なってゆく子の成長には複雑な感慨も混じろう。我が息子も来年はいよいよ大学生。そのような感慨をボクも少しは感じ始めている。

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