« 最後の入学式? | トップページ | 武蔵野観音めぐり・その2 »

2010.04.02

ふらここを揺らして(2)

『新・増殖する俳句歳時記』から。

ふらここを降り正夢を見失う 塩野谷仁

ブランコを揺らしながら反芻していた夢をブランコから降りたとたんに忘れてしまった。ただそれだけと言えばそれだけなのだが、どこか夢幻的な感触が印象深い。どんな夢を見たのか。それが現実のものとなることをどのような気持ちで予感していたのか。恐れか、希望か。中七の夢をただの夢ではなく正夢としたところに想像力を起爆させる重層性が生まれた。

|

« 最後の入学式? | トップページ | 武蔵野観音めぐり・その2 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/30439/47974677

この記事へのトラックバック一覧です: ふらここを揺らして(2):

« 最後の入学式? | トップページ | 武蔵野観音めぐり・その2 »