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2010.04.05

シャボン玉

昨日のNHK俳句から。

しやぼん玉ふつとさびしくなりにけり 木原登

この日の句題は「石鹸玉」。年中いつでも見られなくはないが春の季語と言われれば確かに今の季節がよく似合う。雪も消え陽気も暖かくなり、ようやく庭に出られるようになった幼子の小さな口元。その先のストローから次々と吹き上がるシャボン玉。そよ風に散りふわふわと青空へ登ってゆく。そして魔法のように跡形のこさず消えてしまう。「ふつとさびしく」なるのは、その儚さゆえか。或いは成長して巣立っていった子供たちのことが思い出されるからか。

シャボン玉といえば先々週の土曜日のこと、二分咲きほどのサクラの下でシャボン玉を飛ばしている子供を見た。天気は良かったが未だ少し風が冷たく、それでも待ちに待った春の到来にじっとしていられなかったのだろう、石神井池の畔にレジャーシートを敷いて若夫婦と五歳くらいの娘の三人で花見をしていた。明るい日差しが降りそそぎ幸せを絵に描いたような風景だった。

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