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2010.06.04

『大法輪』6月号を読む

雑誌『大法輪』6月号読了。今月号の特集は「奈良―行きたいお寺と知りたい教え」。平城遷都1300年祭に湧く奈良は日本の仏教史にとっても極めて重要な地である。仏教伝来から近現代にいたる歴史や奈良仏教の代表的寺院と教義、ゆかりの深い人物や庶民信仰などが紹介されている。

特集以外の記事では、自分の智慧に欺かれないようになることが禅にも武にも共通する至極の道であるとする吉田叡禮師の「禅から武道へのアドバイス」や、戒は能く万徳の門を開くと説く松浦俊昭師の「戒を生活に活かそう」が心に残った。また自殺志願者への支援活動に取り組む篠原鋭一の「自殺志願者駆け込み寺から」にも大いに考えさせられた。

6月号で連載を終了した記事がいくつかある。いずれも毎号たのしみにしていたものだが、中でも、数々の仏者の求道の人生を描いてきた小嵐九八郎の読みきり小説「脈脈たる仏道」シリーズが終わってしまったのは寂しい限りだ。

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