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2011.05.12

ティク・ナット・ハン『仏の教え ビーイング・ピース』を読む

ティク・ナット・ハン『仏の教え ビーイング・ピース――ほほえみが人を生かす』 (中公文庫、1999)を読む。雑誌『大法輪』1月号2月号)に掲載されていた「今を生きる、ともに生きる」というエッセイを読んで、この人のことがもっと知りたくなり取りあえず市の図書館に所蔵されていた3冊すべてリクエストした。その一冊目がようやく手元に届いたのだ。

ティク・ナット・ハンはベトナム出身の禅僧で「社会参画仏教」(engaged buddhism)の創始者とされる。ベトナム戦争中、仏教徒として社会運動に取り組む一方、非暴力・中立の立場から戦争の早期終結を訴え、キング牧師からノーベル平和賞に推挙されたそうだ。しかし反戦勢力の弾圧を目論む南北いずれの政府からも国を追われ亡命。今もフランスを拠点に活動しベトナム帰国を果たせずにいるという。

ティク・ナット・ハンは、誰もが取り組めるよう工夫された、意識的呼吸と微笑を中心とする瞑想法により心の平安を取り戻し、その安らかさを周りの人に、更には社会全体、世界全体に広げてゆくことで平和を確立しようと語る。平易で分かりやすく文章にも「ほほえみ」があふれているようだ。

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» ティク・ナット・ハン『微笑みを生きる』を読む [矮猫亭日乗II]
ティク・ナット・ハンの『微笑みを生きる―「気づき」の瞑想と実践』(春秋社、199 [続きを読む]

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