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2011.05.08

二代目・広沢虎造『忠治・赤城落ち』を聴く

二代目・広沢虎造『忠治・赤城落ち』(テイチク、1997)を聴く。落語ブームと言われるようになってから既に何年か経った。しかし同じ古典的大衆芸能でありながら浪曲や講談は依然、お笑いほどには光が当たらないままだ。残念なことである。

さて二代目・虎造といえば『清水次郎長伝』シリーズが有名だが今日は敢えて国定忠治を選んでみた。恩義のある叔父を殺すよう命じられ苦悩する浅太郎。その慄きを察しながらも毅然と振舞い、最後まで甥の身を案じ続けた勘助。そして突然に父親を奪われた、いとけない勘太郎。『忠治・赤城落ち』は不条理な命運にみまわれた人間の姿をリアルに描いたボクのお気に入りなのだ。

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