2006.11.30

『不確実性のマネジメント』を読む

11月30日。桑嶋健一の『不確実性のマネジメント――新薬創出のR&Dの「解」』を読む。経営学系の本を読んだのは随分、久しぶりのことだ。一般向けの経営学書では初めて医薬品開発を取り上げたものと聞き、こう見えても医薬品業界の端くれ、興味をそそられた。

読んでみて、これは収穫、と思ったのは、普段、ボクらが当たり前のようにやっていることの経営的な意味がすーっと整理されたこと。本書は学問的なフレームワークを用いながら現実の仕事を深く分析しているので、このような収穫が得られたのだろう。

とは言え納得いかない部分もなくはない。医薬品は製品構造複雑性が小さい、とされているが、ボクにはそのようには思われない。たしかにモノとしての製品は単純だ。しかし医薬品はモノである以上に情報であり、その内容も科学的側面、生物学的側面、臨床的側面など、多岐にわたり、かつ、それらが複雑に関係しあっている。桑嶋は製品構造複雑性の小さいことを前提に開発プロジェクトの成功要因を示しているが、この前提を小さいから大きいに変えると、どうなるだろうか。ちょっと考えてみたくなった。

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2006.01.23

2005年を振返る―読書篇

1月23日。早いもので1月も半ばを過ぎた。そろそろ昨年一年を振返っておきたい。まずは読書篇。昨年は一年間に67冊の本を読んだ。その中からベスト5を挙げてみる。

1.野村喜和夫『現代詩作マニュアル』
2.辻井喬『詩が生まれるとき』
3.池田晶子『14歳からの哲学』
4.永井荷風『摘録断腸亭日乗』(上)
5.住本優『最後の夏に見上げた空は』(1~3)

『最後の夏に見上げた空は』の5位は少し甘かったかもしれない。が、なにしろ初めて息子に薦められて読んだ本だ。親バカ、ご容赦願いたい。

ビジネス書が全くランキングに入らなかったので1冊だけ挙げておこう。

『ファシリテーション入門』

この本のおかげで少しは自分の会議の進め方が変わってきたような気がする。

今年はもっと充実した読書ライフを過ごしたいものだ。

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2005.12.19

13

12月19日。久しぶりに『現代詩フォーラム』「今読んでいる本の13ページ7行目を書き写すスレ」に投稿。今回はたったの2文字。

13

これだけである。前書が長く13ページはまだ目次の最終ページ。空行を無視してカウントしたら、ちょうどノンブルが7行目だった。タネはパービッツ・F. ラッド著.伊藤衡・増田博人・福田裕一訳.プロジェクト・コストマネジメント―PM必須知識:見積もりモデル・進捗管理手法.生産性出版.2004。例によって仕事の都合で読んだものだ。

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2005.11.02

お久しぶりの13ページの7行目

11月1日。久しぶりに現代詩フォーラム今読んでいる本の13ページ7行目を書き写すスレを訪ね2件投稿。

ま、水晶の珠をつらねたるが如し。午に至つて空晴る。蝋梅の花を裁り、雑司谷に往き、

永井荷風の『断腸亭日乗』、大正7年(1918)正月二日の日記の一節である。雑司が谷には亡父の墓があり、荷風は命日に当たる1月2日に墓参をするのが常だったようだ。この日は帰宅後、友人と「春酒を酌」みに出かけたが、「先考の忌日なればさすがに賤妓と戯るる心も出でず」とある。遊興人・荷風らしいくだりだ。
・Technical elements, such as software development or engineering, and

一方、こちらのお堅い英文は米国のプロジェクトマネジメント協会がまとめた国際標準『A Guide To The Project Management Body Of Knowledge』(3rd ed.)、通称「PMBOK」である。仕事の都合で読まなければならなくなったものだが、どうせ読むなら、いっそ同協会認定のProject Management Professional資格取得を目指そうか……、などとちっとも思わないところがボクらしい、かな?

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